娘が大人になった日
正確に言えば 娘を改めて1人の人間だと感じさせられた日
家族のスタイルとして、皆んなが自立して生きていく方が幸せに暮らせると思っているのに、子どもが自立出来るような子育てをしていなかった、思い知らされる出来事。
夜 突然、娘が泣いて怒り出した。
「卒園式行きたい〜!!」
一瞬、えっ?!っとなったけど、あぁ告知したんだなぁ〜と
そう、かなり色々な事が重なって、ホントに不思議な出来事が重なって
娘の幼稚園の卒園式の日と家族旅行の日が重なってしまったのです。
卒園式と言っても、娘はまだ年中さんだから・・と卒園式は欠席する事にしたのだけど
幼稚園が大好きな娘
年長さんが大好きな娘
どうしても卒園式に出たいと泣きわめく。
たまにある、我を通したい時の泣きわめきとは少し違い、明確な意思を感じる泣き方
いつもなら、親の都合で、都合の良い事言ったり、話をそらしたり、色々な手段を使って娘を説得する事もあるんだけど、娘の本気度にそれではダメだと感じさせられた。
娘は泣きながらも、自分の意思を訴える。
なんでとっとが全部決めるの?
なんで私のしたい事はできないの?
娘の言葉が胸に突き刺さる
旅行の計画を変更する事は出来ない、考えてみるねと、誤魔化す事も、本気の娘を前にして出来ない。
ただただ娘の意思を、訴えを受け止める事しか出来なかった。
しばらくの間泣き、訴え続けた後、少しずつ話を聞いてくれるようになった。
きっと、スッキリ納得してる訳ではないのだけれど、今回は譲ってあげると言わんばかりに、旅行一緒に行ってあげると言ってくれた。
なんて事のない日常のやりとりかもしれないけど、このやりとりで娘は子どもとゆうだけでなく、1人の人間だと感じさせられた。
大人がやりたい事をやるために、あの手この手で説得したり、誘導したりするのと同じように
子どもも考えられる1番の手段で自分の希望を叶えようと必死に訴える。
まだまだ子どもだと思っていたけど、一緒なんだなぁ
これからはちゃんと娘も家族会議に加えよう
気をつけてるつもりだったけど、親の思うようにコントロールしようとしてたんだね、それではいつまでたっても自立しないね。
きっとこの事に気付かせる為にこのタイミングで旅に出る話が舞い込んできたんだなぁ、ホントに、娘が幼稚園の卒園の歌を歌う度に心が痛くなりなんで??って思ってたけど今日納得。
さぁ前回の旅と違って行く前から課題が浮き彫りになる今回の旅。
どんな気づきがあるか楽しみです♪
娘へ今回の旅はスペシャルだよ(笑)